2009年03月23日

「パーキングパーミット制度」に関する意見書

沖縄県福祉保健部 部長 伊波輝美 様
平成21年3月23日


NPO法人 沖縄バリアフリー研究会
理事長 井上 将


「パーキングパーミット制度」に関する意見書


 身体障害者用駐車場に駐車許可証を発行する「パーキングパーミット制度(以下、PP制度)」
はH18年9月、佐賀県が全国で初めて制定、長崎県.熊本県.山形県.福井県.栃木県.島根県の7県と
茨城県神栖市の1市が既に導入しました。
静岡県ではH21年度導入予定で準備が進められているようです。

沖縄では、琉大の高嶺豊先生が「私は停めません」運動を展開。
南風原ジャスコでは駐車許可証発行の先駆けとして、既に実施しています。

 しかし障害者用駐車場への不正駐車は相変わらずの状態で、沖縄県民のモラル・民度が問われています。
県条例での不正駐車罰金規定制定には問題があり、進捗してはいません。

 沖縄県ではH19年6月、沖縄県身体障害者福祉協会から「PP制度」導入の陳情書が県福祉保健部に提出され、10月定例県議会で採択されたと聞いておりますが、その後の具体的な動きが見えて来ていません。

 「PP制度」早期導入を目指し、具体的な検討に入ることを要請いたします。
「PP制度」の導入は、単に障害者.高齢者の駐車場確保に有効なだけでなく、県民の福祉意識.
モラルの向上に寄与するものと思われます。

「PP制度」に関する提案

1. 当事者.有識者による「パーキングパーミット制度」検討会の設置
2. 県広報誌.マスコミによる「パーキングパーミット制度」の周知.広報活動

  ③ 「パーキングパーミット制度」に関するパブリック・インボルブメントの実施

  ④ 「パーキングパーミット制度」に関する講演会.パネルディスカッションの開催

 沖縄県は「自転車後進県」で、県内では駐輪場に関する規定も意識も少なく、
自転車やバイクが歩道を占拠して、車椅子歩行者や視覚障害者.杖歩行者.健常者にとっても
バリアーとなっています。ライダーのモラルに問題があると言うより、駐輪場の整備を怠って
いる行政.施設側に過半の責任があります。
「ゆいレール」開通以来、自転車利用は増加しつつあり、駅前では駐輪場(自転車用)の整備
も進行しています。
エコ.省エネ指向.メタボ対策等を受け、全国規模でも自転車利用が増加中です。
那覇市小禄地区では自転車道が整備されます。
県条例.市町村条例での「自転車用駐輪場.バイク用駐輪場.電動スクーター用駐輪場」整備
規定も「PP制度」と合わせて(関連部署と協議)御検討下さい。



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Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 23:57│Comments(3)お知らせ
この記事へのコメント
「パーキングパーミット」が声高らかに九州地方から発信されていますが、
東北の秋田から「ハートゲート」を発信しています。
琉球新聞にも記載されていましたが、飲酒運転はやめましょうと、キャンペーンをしても一向に絶たないと同じで、ソフト面では対策は期待できません。
発信元の佐賀県の「パーキングパーミット」のアンケート調査をご覧下さい。
Posted by 斎藤宣義 at 2009年08月21日 10:33
 
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