2006年02月18日

東横イン各店舗、不正改造に対する抗議文

(株)東横イン 代表取締役社長 西田憲正、那覇旭橋駅前、那覇美栄橋、  
                     那覇都心おもろまち駅支配人 御中

東横イン各店舗、不正改造に対する抗議文


東横イン各店舗、不正改造に対する抗議文

 今回、東横インの「ハートビル法・建築基準法・那覇市福祉のまちづくり条例」
違反行為は、企業の利益追求の為、高齢者・障害者等社会的弱者が切り捨てられる、
と言う状況が高齢者・障害者に限らず国民一般にも大きなショックを与えました。

 企業が利益追求をするのは当然ですが、最小限のコンプライアンス(法令遵守)
を守る社会的責任があります。

 国の福祉政策の根幹となる「ノーマライゼイション」の理念は、障害者・高齢者
・妊婦・子供・健常者が共に生き、共に楽しむ社会の構築を目標としています。

 私共、NPO法人沖縄バリアフリー研究会では、バリアフリーの啓発・普及活動を
行っています。バリアフリーのより一層の普及のためにも、法令・条例を遵守する
為にも、社会的弱者をサポートする為にも、違法部分の適法改善工事を早急に実施
する事を要求し、併せて下記の事を提案します。

要求・提案書

1.違法部分の適法改善工事を早急に実施し、監督官庁の検査を受け適法性を
  立証することを要求します。
2.社是・社則に「社会貢献・スタッフの福利厚生・収益の確保」を掲げる事を
  提案します。
3.バリアフリールームはユニバーサルルームとし、居住性・インテリア性に
  配慮した一般客も宿泊し易い客室とすること(稼働率を上げる為)を提案します
4.改善工事完了後、障がい者(障害者手帳1・2・3級保持者対象)無料宿泊
  フェア(月間)を開催、障がい者への謝罪を見える形で表し、「東横イン」の
  更生・再出発を社会に告知する事を提案します



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Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 20:50│Comments(0)オピニオン
 
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