【PR】

  

Posted by TI-DA at

2016年03月30日

講習会のお知らせ



  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 17:56Comments(0)お知らせ

2015年02月16日

講習会のお知らせ







  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 10:48Comments(0)お知らせ

2014年03月09日

那覇空港新国際線ターミナルビルとバリアフリー

平成25年3月3日
沖縄バリアフリー研究会 井上 将

那覇空港新国際線ターミナルビルとバリアフリー


2月17日、那覇空港新国際線ターミナルビルがオープンしました。
計画段階でバリアフリー(以下、BF)アドバイスに関わった者として、意見を述べたい。
 介護保険法のスタートとから15年が経過。「BF 新法」など法整備が進むにつれ、
建築家は、定められた法例・条例に合わせ確認申請手続きをクリアーする事でよしとし、
福祉の原点「心のBF」が忘れられています。公共性の高い建築物でさえ、
明らかに「実用性は?」と疑問に思われるBF設定を見かけることがあるのです。
問題点を述べてみます。

1.スロープ勾配:法令・条例ではスロープ勾配は1/12以下とされ、
現状多くのスロープは最低基準の1/12勾配での設定です。
公共性の高い建築で、日常的に使用されているスロープも同様で、
体力の無い女性の介助では車椅子走行には危険です。
公共性・日常性の高い「空港ターミナルビル」の搭乗橋は1/12勾配で設定されています。
事故には至らない迄も、非力なグランドコンパニオンが避けて通りたい
車椅子介助サービス箇所となっています。小型機搭乗には別途リフトトラックの導入が必要です。
1/12勾配は非常脱出用スロープとしての限定的使用かEVの補完役に留め、
「公共性の高い建築・構造物で日常的に使用する高低差1.5メートル以上のスロープは
1/15勾配以下が望ましい。」との法令・条例の改定が、必要です。

2.内部障碍者:内部障碍者は「一番遅れて来た障碍者」。医療技術の進歩により、
人工肛門を装着、生活をキープしておられます。
後発だけに、建築家はもとよりBFアドバイザー・福祉関係者に、実態・ニーズ・適切な対策などの
知識がありません。知識不足ゆえに、不必要な重装備が全国的に多く見られ、無駄な設備となっています。
那覇空港新国際線ターミナルビルでも計画段階では多くのオストメイトシンクが付いていましたが、
日本オストミー協会沖縄支部の要請でエリア別に一箇所ずつ、計4箇所に減らして頂きました。
一階ロビーは当初から内部障碍者専用ブースとなっており、BFの進化を評価出来ます。
身長150~180cm台の内部障碍者使用が想定される公共施設のオストメイトシンクは高さ調整できる
上下可動式が望ましいのですが、残念ながら内部障碍者の要請は採用されませんでした。
「不特定の人が使う公共施設のオストメイトシンクは上下可動式が望ましい」との
法令・条例の一部改定が必要なのです。


平成25年3月9日 琉球新報オピニオンに掲載  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 12:44Comments(0)オピニオン

2013年03月04日

補助犬トイレ設計パターン策定及び普及事業

沖縄県建築士会の助成金をいただいて「補助犬トイレ設計パターン策定及び普及事業」を行いました。

※ ◎報告書8ページ「6.沖縄県内補助犬トイレ案内」
  那覇市役所の住所
  銘刈2丁目3-1⇒泉崎1丁目1-1でございます。  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 18:01Comments(0)レポート

2012年09月25日

バリアフリーチェック&アドバイス実績


  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 03:58Comments(0)お知らせ

2012年06月20日

波の上ビーチ」役割の多様化

平成24年6月13日

井上 将

「波の上ビーチ」役割の多様化


 「波の上ビーチ」は那覇市唯一のビーチとして市民に開放され親しまれてきました。早朝六時頃から健康志向の高齢者たちが、砂浜・水中ウォーキングやスイミング・ラジオ体操を楽しんでいます。冬場、さすがにスイミングは少なくなりますが、ラジオ体操などが有志ボランティアの世話で十数年も継続実施されています。
ところがこの六月、那覇市からビーチ指定管理者を委託されている那覇市観光協会から早朝スイミングを六月十五日より全面禁止する旨の通達があり、利用者の不満が高まっているのです。
 海水浴場には概念として、今日まで社会から期待されて来た機能や役割がありました。社会変化の波は、それらの既存概念とは別に新たな役割を「ビーチ・海水浴場」に求めてきています。まずは高齢社会の拡大。次は観光客の増加と国際化。波の上ビーチは今この二つの大波にさらされ、ビーチ運営理念の変更を求められているのです。
 日本は2040~50年代に高齢者人口のピークに達すると予測されています。増加を続ける高齢者の多くが介護保険・医療保険を受給すれば財政破綻は確実です。如何にして健常な高齢者人口を拡大するかは国家財政の浮沈を掛けた最重要問題です。介護予防に取り組む高齢者を支援サポートすることは、ビーチ運営の新たで重要な使命であると考えられます。
一方、観光客の増加と国際化は県民の多くが肌で感じている事です。若狭のクルージング船埠頭とビーチは指呼の間。早朝スイミングを希望する国際観光客やクルースタッフの願いは無視されたままです。英語・北京語・ハングルの案内表示もありません。
 ビーチを利用する有志一同は、高齢者・観光客のため早朝六時開場及び、現役世代の健康維持のため午後八時までの開場を要請しています。地場の大人は太陽に肌を焼かれながら泳ぎたくはないのです。ビーチ使用のニーズは確実に変化しています。
那覇市及び関係機関は、社会の要請に適合しなくなった「波の上ビーチ管理条例」「沖縄県水難事故の防止及び遊泳者等の安全の確保等に関する条例」を早急に改定することが第一になすべき事です。その上で必要であれば規制を検討すべきでしょう。
この度の早朝スイミング禁止通達は、国民が望む健常な高齢者育成を阻害し、沖縄県が掲げる観光立県の方針にも適合してはいません。今回の通達がいたずらに対立をあおる結果に終わる事無く、関係条例の現実的改正に繋がることが求められます。


6月18日(月)琉球新報「論壇」に掲載
  
タグ :那覇市2012


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 13:44Comments(0)オピニオン

2011年12月24日

災害弱者と避難所

2011年12月21日 琉球新報「論壇」掲載
NPO法人沖縄バリアフリー研究会
井上 将
災害弱者と避難所


 東日本大震災は、私達に様々な教訓をもたらしました。大津波や原発事故から逃れ、漸く避難所にたどり着いた要介護5度レベルの多くの高齢者を、避難所滞留中に亡くした事もその一つです。懸念していた事でした。学校の体育館などの収容避難所では、重度の援護を必要とする災害弱者に対して、生命を維持するに足る必要最小限度の援護もままならなかったのです。タン吸引等、介護を必要とする脳性麻痺者は介護可能な場を求め、二度、三度と移動を繰り返しました。入所者の内、六割の高齢者を亡くした施設もありましたが、施設入居者は体制を整えれば組織的避難も可能です。しかし在宅の災害弱者は、避難所での援護の有り様に限界があったのです。
沖縄では、1771年「明和の大津波」八重山では約9,300人、宮古で約2,500人の犠牲者を出す大災害が発生しています。翌1772年「八重山大飢饉」のダブルパンチ。1960年「チリ沖大地震」の大津波は遥かに太平洋を越えて名護市羽地・久志・杉田を襲い、人的・物的被害をもたらしました。100~200年単位でみれば、沖縄でも大地震・大津波は想定すべきなのです。
沖縄には「原子力発電所」は在りませんが、うるま市ホワイトビーチに「原子力潜水艦」が寄港します。大津波襲来時、沖合への緊急退避が間に合わず陸に打ち上げられた原潜は、冷却用海水を失いメルトダウンを起こす可能性はあるのです。沖縄では原潜事故もまた、最悪のシナリオとして想定すべき事です。
日本赤十字では今回の東日本大震災の経験から、「災害弱者用第二次収容避難所」設置の必要性を呼びかけています。大災害発生時、病院は緊急を要する負傷者の手当てに忙殺され、災害弱者にまで手が回りません。在宅の災害弱者はまず身近な収容避難所に避難し、次に第二次収容避難所に移動する事が現実的な対応となります。「災害弱者用第二次収容避難所」は、ニーズの異なる災害弱者に個別対応が比較的可能な宿泊施設が望ましいと考えられます。各地域にある公共の宿・地域行政と提携可能なホテルなどが「第二次収容避難所」の候補となります。合意が成立した宿泊施設には、非常用電源及び水源・必要備蓄品を確保する為、行政の先行助成が必要です。
「災害弱者用第二次収容避難所」設定も「転ばぬ先の杖」。沖縄県においても東日本大震災の体験から得た教訓を生かす「災害弱者用第二次収容避難所」の設置が今、求められています。
  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 08:24Comments(0)オピニオン

2010年12月22日

【空手の技でらくらく介護】講習会

〔歳末たすけあい福祉活動配分金助成事業〕
【空手の技でらくらく介護】講習会
家族介護者・ヘルパー・介護士の為の介護テクニック
主催:NPO法人沖縄バリアフリー研究会

高齢化社会への対応で家族介護者をはじめ、医療・介護福祉関係者が腰を痛める事例が
増えています。
介護者の身体の安全を保ちつつ、介護をするために、
「らくらく介護」講習会を企画しました。
空手の達人が実技を交え、腰に優しい「らくらく介護」の技を伝授いたします。
多くの介護関係者に「らくらく介護」を習得いただければ、高齢化社会への対応力が
より強化されます。
介護関係の方々お誘いあわせの上、ご参加下さい。

講師:沖縄空手道剛柔流 池原塾 塾長 池原英樹
対象:高齢者.障碍者の介護を担う家族・ヘルパー・介護福祉士・看護師など介護に携わる方々
日時:平成23年1月15日(土)午後1:30~4:00
会場:那覇市総合福祉センター 2階大会議室 
   駐車は隣の那覇市保健センター駐車場をご利用下さい
定員:80名 受付:会場で先着順
参加費:無料
問合せ:NPO法人沖縄バリアフリー研究会 TEL:858-3495 FAX:891-8222
締切:先着順

講師プロフィール
  池原 英樹 〇1956年12月29日生 沖縄県金武町出身
        〇沖縄空手道剛柔流指導
        〇身体に優しい動き方、怪我をしない動き方指導
        〇池原歩行術指導(ヒザ、腰に優しい歩き方)指導 
等、実技講習会経験豊富
        〇RBC・QAB・OTBTV等に出演
        〇著作「身体の達人」・「池原歩行術」
  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 17:16Comments(0)お知らせ

2010年10月27日

2010年 春・夏号 平成22年度総会報告

2010年 春・夏号 平成22年度総会報告



4月24日(土)午後1:30、平成22年度通常総会が沖縄県総合福祉センター会議室で
開催しました。正会員20名中、出席6名+委任状議決者7名、計13名で総会成立。
議長は㈱サンニンの田中智枝子氏が務めました。
平成21年度の事業報告・収支報告、平成22年度事業計画案および収支予算案に
ついては満場一致で可決承認され、平成21年度より引き続き、役員4名が継続承認
・確認されました(任期21.22年度)。
事業計画について、外間理事・田中会員より提案があり、「会員宿泊研修会」を検討
する事になりました。
《 22年度 事業計画案 》可決承認
1.沖縄県バリアフリー推進事業    :受託
2.福祉住環境コーディネーター2級講習会:連携
3.福祉住環境コーディネーター3級講習会:連携
4.住宅バリアフリー改修講習会in波照間 :連携
5.勝連城祉観光BFCA事業  :労金助成決定
6.今帰仁城祉観光BFCA事業 :助成申請
7.「手話・要約筆記センター」設置推進サポート活動
8.「昇降式オストメイトシンク」研究開発推進サポート活動
  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 13:49Comments(0)広報紙

2010年10月27日

2010年 春・夏号 活動報告

2010年 春・夏号 活動報告

平成22年
4月24日 NPO法人沖縄バリ研 22年度総会
  30日 県福祉部 22年度BFA事業打合せ

5月 7日 沖縄アカデミー専門学校 7/2迄毎金曜
       FJCボランティア受験対策講座開始
19日 21年度NPO法人報告書 県提出  
26日 「中城城跡観光BFCA報告書」中城教育委員会に提出
6月 1日 沖縄職業能力開発協会 FJC講座開設打合せ
7月 1日 日本オストミー協会沖縄支部 宛
「パブリック用昇降式オストメイトシンク」開発提案書 提示

30日 22年度県BFA事業打合せ沖縄建築士会と共同受託契約
8月12日 県シルバー人材センター委託契約
「FJC3級受験対策講座」
沖縄県聴覚障害者協会 宛「手話通訳音声字幕センター」設置提案書 提示
30日 シルバー人材「FJC3級講座」開講
~9月13日迄 11日間
9月28日 日本オストミー協会沖縄支部 打合せ
「那覇市役所新築工事オストメイトシンク」の件
10月14日 県介護実習普及センター
「老後も暮らし易い住まい作り」
       研修会in波照間島 講師:井上
  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 13:47Comments(0)広報紙

2010年10月27日

2010年 春・夏号 中城城址観光BFCA提案を提出

2010年 春・夏号 中城城址観光BFCA提案を提出



昨年11月28日に日本・沖縄県建築士会の助成を頂き実施した、
「中城城址観光BFCA事業」の報告書は3月の年度末には完成していましたが、
提案先の中城村教育委員会の人事異動が落ち着いたと思われる5月26日に
井上・外間の2名で報告書を提出、改善策を提案しました。
中城教育委員会は「中城城址観光」の危険箇所の実態を良く把握し
ておられ、熱心に改善提案を聴いて頂けました。直ぐに出来る「歩行サ
ポート用ストック型杖」はその場で手配するなど、バリアフリー改善に
期待が持てそうです。
改善提案
①車椅子トイレの手洗器の改善
②仮設木製桟道・階段の整備
③三の郭・仮設手すり取り付け(参考図面添付提案)等が
主要な改善提案ですが、徐々にバリアフリー改善されるものと期待されます。
(外間)





  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 13:39Comments(0)

2010年10月27日

2010年 春・夏号 FJCボランティア講座開催

2010年 春・夏号

FJCボランティア講座開催

豊見城 の介護福祉士養成専門校で毎週金曜日5:00~6:00の一時間、
希望者対象にFJC受験対策講座をボランティア開催、5~6月で計8時間
実施。意欲のある学生相手で手ごたえもあり、教える方も楽しくやり甲斐
のある講座でした。結果は7名中、2級合格者1名・3級合格者3名でした。
(井上)

 住宅BF改修研修会in波照間



 10月14日、県介護実習普及センターの研修会で波照間へ。
島の高齢者と介護関係者十数人を対象に離島センターで開講。
県立看護大学の大湾先生も合流。
自助努力としての改修の必要性と介護予防遊具設置をお勧めしました。
研修会終了後、BFA希望の住宅一軒、地域公民館公衆トイレ6箇所のBFAを実施。
日本最南端の碑に行ったのですが、雨に降られ、日本最南端の公衆トイレのBF
チェックが出来ませんでした。
心残りです。
(井上)
  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 13:34Comments(0)

2010年10月27日

2010年 春・夏号 FJC3級受験対策講習会

2010年 春・夏号 Vol. 23

FJC3級受験対策講習会



県シルバー人材センター受託事業「FJC3級受験対策講習会」
は8月30日~9月13日までの10日間、延べ42時間、浦添市宮
城公民館で開催されました。台風7号の為一日つぶれ調整に
苦労が有りましたが、昨年同様受講された18名の方からは、
大変高い評価を頂きました。

講師:長濱・呉地・外間・井上
  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 13:30Comments(0)広報紙

2010年10月27日

2010年 春・夏号 降昇式オストメイトシンクの提案

2010年 春・夏号 Vol. 23

降昇式オストメイトシンク・手話通訳センターの提案



沖縄県福祉保健部の「バリア フリー推進事業」は本年で最終年度となります。
これまでの当事者団体からの意見聴取会で毎回要請されるのが、
オストミー協会からの「昇降式オストメイトシンク」の設置要望と、聴覚障害者
福祉協会からの「手話通訳者のカウンター配置」要望でしたが両者とも実現
していません。
 昨年、エムズジャパン㈱から昇降式オストメイトシンク「ジャワメイトS型」が
開発・販売されました。バリ研では7月、県福祉保健部とオストミー協会に情
報を提供しパブリックの場での採用を提案しました。
県内のオストメイトは21年1,394人(平均年齢73歳)、医療技術向上と共に増
加の傾向。
 「手話通訳センター」は他府県では先行実施されたところもあります。
バリ研では8月、県観光商工部の「沖縄観光情報システム・通訳センター」
に「手話通訳センター」の併設する事を、県福祉保健部と聴覚障害者福祉協会に提案しました。 

 
  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 13:12Comments(0)広報紙

2010年01月24日

2009年冬号

活動報告

11月19日 県社協介護実習センター講習会
 ~21日 「高齢者の為の住居改修」in南大東「住宅改修アドバイス」 講師派遣
12月8日  世界遺産「座喜味城跡BFチェック事業」報告書 建設弘済会へ提出
平成21年
1月20日 「沖縄・南部戦跡慰霊参拝施設BF改修チェック事業」助成申請提出
  26日 「世界遺産[中城城跡]観光BFチェック事業」助成申請提出
2月 2日 「世界遺産[勝連城跡]観光BFチェック事業」助成申請提出
  11日 世界遺産「斎場御岳」BFA予備調査
  15日 第二回バリ研理事会(役員会)開催
  23日 那覇港大型客船埠頭BF提案書提出
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
中国・山東省バリアフリー見聞録

 中国・山東省ツアーに参加しました。「青島フェリー」で下関⇔青島。
青島はドイツの租借地だった港町、「青島ビール」は広く知られ、旧市街には今でも
ヨーロッパの雰囲気が漂っています。





中国の風物誌、自転車の大群も無く(坂道が多く、危険な為使用禁止)上品な街でした。
山東省の斉南・泰安(泰山)・曲阜(孔子廟)を廻りましたが、高速道路のレストハウスの
トイレを興味深く拝見。トイレ入口のスロープは1/3程度の急勾配、電動車椅子で
も登攀不可・危険。
障碍者(中国では残疾者)用トイレブースの扉は外開き、一般ブースと同じ大きさで車椅子
での進入は不可。
パラリンピックの行われた北京周辺は、バリアフリー展開をしましたが、地方はこれからの段階。
都市・下町の市場周辺では軽三輪タクシー(沖縄では「軽貨物」がありました)を多く見掛けました。
障碍者のみに営業免許が認められる、近距離には便利で安価なタクシー。
障碍があっても経済的自立が可能となる、中国の現状に合った福祉施策です。
漢字文化圏では、日本「障害者」、韓国「障碍者」、台湾「障礙者」、中国「残疾者」が使われま
すが、中国の「残疾者」は日本の「障害者」同様、評判が悪く改変の動きが拡がりつつあります。
中国では2030年、高齢者人口が3億人を超えると予測されています。
高齢化社会先進国の日本のバリアフリー知識も役に立てて頂きたいものです。(井上)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「ウフアガリ島・ボロジノ島・南大東島」

 11月19~21日、県介護実習センターの「高齢者の為の住宅改修講座」の講師役で南大東村
に行きました。南北大東は八丈島の人々が開発した砂糖キビの島、沖縄との文化が入り混じる
面白さがあります。



島の「ぜんざい」は小豆(本土風)と金時豆(沖縄風)のミックスで推奨したくなる美味しさでした。
大東神社の狛犬はシーサーで、狛犬の様に向き合わず45度の角度で斜め前方を向いています。
首里城正殿龍柱は元々正面向き、このシーサーの向きも、本土と琉球文化のミックスなの
かも知れません。
 興味があったのは、入浴習慣。昔は湯屋(共同浴場)も在ったそうです。シャワー浴より浴槽利用
が多いのでは、と予測していたのですがシャワー浴が圧倒的でした。
島の水道は海水淡水化の為、水道料が高くシャワー利用が多くなったとの事です。
天水や井戸水を利用出来る農村部では浴槽使用が今なお盛んです。
 この島は1820年ロシアの軍艦ボロジノ号が発見、「ボロジノ島」と命名され、欧州の地図で世界デビュー。日露戦争時、バルチック艦隊第一戦艦戦隊三番艦が戦艦ボロジノでした。島を発見したボロ
ジノ号からは幾代か後の新鋭戦艦でしたが、1905年日本海海戦で弾薬庫に火が回り一瞬の内に爆沈
したようです。ちなみに「ボロジノ」は1812年ナポレオンのモスクワ遠征時の激戦地名(モスクワ西
方)に由来します。



 19日の講習会は保健センターで介助者・社協スタッフ・施工者など20余名の方々が受講されまし
たが、和気あいあいと時間一杯の研修、翌20日は要請された住宅3軒を回り、バリアフリー改修ア
ドバイスを行いました。南大東の農家は一戸ずつキビ畑の中に点在、高齢者介助には難しい条件下
に在りますが、スタッフの熱意も有り社会福祉協議会のデイサービス事業(ショートステイ有り)
が有効に機能していました。福祉センターには立派な浴槽が在りましたが、シャワー浴が主で浴槽
が使用されることはほとんど無い、との事でした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
海路のバリアフリー

 下関港関釜フェリー(山口県下関⇔韓国・釜山)岸壁で国産の「パッセンジャーボーディン
グブリッジ(PBB)搭乗橋」を見ました。通関手続きをするターミナルビル2階から、車椅子で
直接「関釜フェリー」に乗り込めます。関釜フェリー専用なので左右移動は出来ませんが、干
満に合わせて上下動可能。 



バリ研では5年前、離島航路のバリアフリー化として、「パッセンジャー・ボーディング・リ
フト・トラック(PBLT)」の使用を総合事務局運輸部に提案しました。今回更に進化・効率化
して大型船用「PBB」が登場しました。 このタイプであれば那覇港に建設中の国際クルージ
ング船用桟橋でも車椅子も健常者も、効率的な対応が可能となります。観光バリアフリー推進
に有効。但し、それぞれタイプの異なる海外からのクルージング船に対応するには、「PBB」
には舷側方向左右及び上下移動出来る機能が必要となります。

  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 23:00Comments(0)広報紙

2010年01月24日

2009年夏・秋号

活 動 報 告
平成21年
6月1日 那覇市営奥武山球場意見聴取会出席
     沖脊連・那覇市身障協 主催
8月4日 建設弘済会助成活動報告会:てんぷす館
     座喜味城跡・斎場御嶽BFC事業報告 20日 N-CIS学校 BFA相談 8.22 10.30
9月9日 県BFA事業 ホテル21世紀 :名護市
  14日 那覇社協ボランティア連絡会議
26日 太陽児童館「子どもバリアフリー体験教室」:糸満市(琉球新報に掲載)
  29日 シルバー人材センター「講習会」打合せ
     10.28 11.2・6
10月 9日「住宅フェアー」シマブン会員出展:コンベンション
  14日 県BFA事業 県立公文書館:南風原
  16日 介護実習センターBF講習会in与那国
  29日 県BFA事業 県立公文書館 再調査
11月10~25日(11日間)
      県シルバー人材センター 
      「住宅バリアフリーリフォーム講習会」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「那覇市営奥武山野球場」BFC


6月1日(月)那覇市身体障害者福祉協会で「那覇市営奥武山野球場」の意見聴取会が行われました。
バリ研では那覇身協の要請を受け、代表一名(井上)が参加して意見を述べました。
奥武山球場は県内初の公式球場で、完成後は読売巨人軍のキャンプが予定され、経済波及効果が期待
されています。進捗状況は完工率6月の時点で50%程度でした。

意見聴取会ではバリ研から以下のことを要請しました。
1.自転車・バイクの分別駐輪場の設置
2.場外に補助犬用水洗トイレの設置
3.オストメイト対応のBFトイレ設置
4.一般トイレブース扉を90度スライド式に
5.女子トイレに幼児用小便器を設置
6.聴覚障碍者補聴システム同調補聴器の貸し出し
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
糸満市立西崎太陽児童センター[子どもバリアフリー教室]

 9月26日(土)、糸満市西崎の太陽児童センターで「子どもバリアフリー教室」を開催しました。
子ども対象のバリアフリー講習会はバリ研初体験。10:15~11:45の1時間半の「教室」でした。
参加者は20名程度を想定して いましたが44名に膨れ、汗をかいてしまいました。
シャンプ ー・リンス容器や、ラップ・アルミホイル・携帯電話など身近な物を使ったゲーム感覚
のお勉強は雰囲気作りに役立ちました。
車椅子・アイマスクと白杖体験は、人数が増えたため安全性に配慮して、屋外歩道・公園から遊戯
室に場所を切り替えました。
反省点:
①適切な受講者数は安全性を確保するためには20名程度が適切 
②学齢前5~6歳の子どもには遊戯感覚の指導が望ましい 
③参加者名簿と識別カードの配布、「受講修了証」を発行する
「子どもバリアフリー教室」は小学校4~6年生ぐらいからが適切と考えていましたが、
学齢前の児童でも、やり方によっては効果が期待出来そうです。今後も申し込みがあれば実施協力
してゆくつもりです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「住宅BF講習会in与那国島」

10月16~17日、県介護実習センター「高齢者のための住宅改修講座」で与那国島に行って来ました。
島は人口1,700人余り、高齢化率は離島では低目の20%前後で推移しています。
 島では特養老人ホーム、デイサービス事業所が各1箇所、町社協の介護予防を主としたデイサービスも(介護予防遊具の設置を推奨しました)。講習会は町保険センターで実施、役場・社協・老人クラブの方々20名余りが参加。
お一人「福祉住環境コーディネーター」の資格取得を目指す方が居られました。ガンバッテください!
 会場に隣接する草むらには放牧の与那国馬、優しい眼差しをしており、首筋を撫でてスキンシップを体験。帰途、空港売店で文庫本「与那国島異聞」を購入。読後、日本各地の民話と異なり道教・儒教臭が少なく、アイルランドの精霊伝説にも似た、自然と人の一体感・共生感を感じました。
 小さな島なのですが、社協と民営施設の連携協調が、希薄に思われました。
日本最西端の公衆トイレには、残念ながら、車椅子用トイレはありませんでした。(井上)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
県立公文書館BFA事業

10月14日、県BFA事業で「沖縄県立公文書館」のBFCを行いました。
「県ふくまち条例」に適合させたいという公文書館の要請に対して、県担当2名・建築士会6名・
バリ研3名(井上・外間・長濱)が参加しました。
年長の井上氏が車椅子に乗り実地検証。私は習性で、ついつい設計者側の立場から見てしまいました。
高齢者の安全性の確保を中心に、改善すべき問題点を提案書にまとめ、提出しました。
 今回の事業で、共生社会の構築にはユニバーサルデザインが必要である事を実感しました。
今後、バリ研でも研究、地域に情報発信、啓発・普及していきましょう。(外間)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホテル21世紀BFA事業              

9月9日、県BFA事業で名護の「ホテル21世紀」のバリアフリーチェックを実施しました。
車椅子や高齢者の利用を前提とした、不具合・法令条例適合の改善点のチェックを行いました。
 ハード面の不備を補おうとする、ホテル側の意欲・熱意が感じられました。
バリアフリー改修と同時に「サービス介助士」等の資格を取得し、ソフト対応ノウハウを身に付ければ、
お客様にも喜ばれ、スタッフの自信・意欲の向上に繋がると思われました。(長濱)
  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 22:47Comments(0)広報紙

2010年01月24日

2009年春号

活動報告

平成21年
3月 1日 世界遺産「斎場御嶽」観光BF検証
  13日 沖縄県身体障害者福祉協会打合せ
     パーキング・パーミット制度の促進
  16日 南城市役所文化課、観光・文化振興課世界遺産「斎場御嶽」の検証報告及び改善提案を提出   
  24日 沖縄県シルバー人材センター連合打合住宅BFリフォーム講習講師派遣の件  
沖縄建設弘済会「助成事業完了報告書」提出
4月 9日 JICAボランティア集会 :テンプス館
  11日 H21年度NPO法人沖縄バリアフリー研究会通常総会開催・懇親会開催
  於:県総合福祉センター
  18日 H21年度第1回理事会開催
  22日 沖縄県シルバー人材センター連合
  27日 県「免許更新センター」最終意見書提出

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エコ推進自転車利用と駐輪場

 省エネ・エコ推進の流れを受け、国交省は那覇市赤嶺・壷川地区で自転車走行路整備を行います。
沖縄は自転車利用の後進地域ですが、「ツールド沖縄」開催、モノレール駅の駐輪場など、徐々に
自転車利用が拡大しつつあります。
しかし那覇地域を見ると、駐輪場の未整備が目立ちます。
バイクや自転車の歩道上へのはみ出し駐輪で、歩行者のバリアーとなっている光景をいたる所で目にします。ライダーのモラルの問題も有りますが、過半の責任は駐輪場を設置しない施設側と指導不足の行政側にあると思われます。不正駐輪の取り締まり・撤去をする前に必要な駐輪場整備を行うべきだと思われます。
自転車道整備とともに、自転車使用のガイドラインに沿った駐輪場などのハード整備、自転車走行交通ルール教育・条例などのソフト整備を伴った上での、エコ環境推進自転車利用普及でありたいものです。
                               (井上)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
世界遺産「斎場御嶽」観光BFC

 沖縄建設弘済会助成事業の「座喜味城址」観光BFに事業で予定していたバリアフリー講習会の代替事業で
す。
事業年度末も迫っていたので、少数で実施しました。
南城市文化課でも事故多発に対策を迫られていた状況もあり、アドバイス提案がかなり有効に受入られそうです。
一番危険な復路の石畳スロープは勾配12°で平坦部無しで、階段段差に行き当たります。
下りスロープで勢いが止まらないまま段差に直面するのです。
スロープ勾配の修正は無理との事、下り方向右手に手すりの設置を提案しました。
 「緑の館セーファ」では安全対策バリアフリーソフト提案を5項目にわたって提案しました。
文化課、観光・文化振興課からは相応に評価されたと思われます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
平 成 21 年 度 総 会 報 告

 4月11日午後1:30、平成21年度通常総会が県総合福祉センター会議室で開催されました。
正会員23名中、出席8名、委任状7名、計15名で総会成立。
議長に幸地将太郎氏、議事録署名人に桃原茂春・井上むつき氏の2名を選出しました。
20年度決算報告・事業報告、21年度予算案・事業計画、任期満了に伴う新役員人事が報告され、
可決承認されました。
《21年度役員人事》可決承認 (任期:21・22年度)
理事 継続留任:井上 将・外間千博
     新任:長濱英巳   退任:仲根建作
監事 継続留任:加力謙一
《21年度事業計画案》可決承認
沖縄県バリアフリー推進事業    :受託
南部戦跡慰霊参拝施設改修BFC事業:助成
世界遺産「中城城跡」観光BFC事業:助成
世界遺産「勝連城跡」観光BFC事業:助成
うるま市総合福祉センターうるみん見学会
金城子ども館「子どもBF体験教室」
沖縄シルバー人材センター連合「住宅BF改修講習会」11月:講師派遣
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
平成21年度第1回理事会(役員会)報告

 4月18日(土)午後6:30~9:00、平成21年度第1回理事会(役員会)が開催されました。
 出席:井上・外間・長濱・加力
《理事長の互選》可決承認互選の結果、
 理事長 :井上 将
 副理事長:外間千博・長濱英巳
 監 事 :加力謙一 以上に決定しました。
《役員の役割分担》
1.実施決定事業「子度もバリアフリー体験教室」・人材S「住宅BF改修講習会」は
  平日開催で講師日程・時間が厳しいので、役員全員で調整して取り組む
2.実施未定の事業は、決定しだい担当役割を協議して決める
3.加力監事は記録写真・広報・HPブログ担当

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

新理事から就任の挨拶
㈱サンニンでバリアフリーや福祉用具の営業をしております。
全くの異業種からの転職ですが、きっかけは母親の介護をしていたこと。
その当時は、介護保険制度もあまり知られていない頃で、介護をするにも情報が少ない状態でした。
この経験を生かし、少しでも皆様の手助けが出来ればと考えています。 理事:長濱英巳
  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 19:17Comments(0)広報紙

2010年01月24日

2008年冬号

活動報告

10月30日 うるま市総合福祉センターBFA打合せ No.17
11月13日 うるま市総合福祉センターBFA打合せ No.18
12月 4日  うるま市総合福祉センターBFA打合せ No.19
   5日 「車椅子安全歩行確保歩道検証事業」
8日 世界遺産バリアフリーチェック(玉陵・識名園)
11日 うるま市総合福祉センターBFA「第2回意見聴取会」No.20
25日 うるま市総合福祉センターBFA  No.21

平成20年
1月4日 那覇社協 新年会
12日 那覇社協 ボランティアサロン
22日 うるま市総合福祉センターBFA  No.22
24日 南部国道事務所「エスコートゾーン・歩道検証」報告書提出
    読谷ショッピングモールBFA(秀建設計事務所)
25日 県BFA事業「みやひらホテル」BFA 石垣
29日 運転免許更新所移転に関する「意見」
      県警本部提出
      ゆいハート広場に関する「意見書」
      南部国道事務所提出
2月6日 那覇社協評議委員会出席
12.26日 うるま市BFA打合せ№23.24
16日 バリ研理事会・山本春日さん送別会
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

世界遺産のバリアフリー検証


バリ研の自主事業「世界遺産のバリアフリー検証」を行いました。
文化財のバリアフリー改善は、文化財保護法の規制が有り、大変に難しいのですが、
バリアフリー観光推進に寄与したい、との想いで試みました。
H19年12月8日、バリ研会員10名が参加、「玉陵」では、那覇市文化財課の林 辰也氏
に案内解説を頂きました。
チェックの結果、
①参道のスロープは危険、首里城側のメンテナンス用入口から車椅子の導入設定したほうが良い 
②門跨ぎ框(2箇所)は車椅子用取り外し仮設台・スロープ(福祉用具)で対応 
③外門左右の植え込みは史実に基づく植栽を再生 
④首里城と連動性を深め、観光客の増加を計る 以上のアドバイスが挙げられました。

午後は「識名園」に廻り、文化財課の普天間典子氏の案内説明を頂きました。
ここはハード改善が文化財保護法に触れ困難。介助用電動車椅子を悪路走行用に改良して、
御殿前芝生まで車椅子使用者の出入りを確保(海洋博公園の車椅子使用者用電動送迎車も参考に)、
庭園回遊は無理と判断しました。ここでは脳文庫の上運天さんが子連れで参加。
 検証終了後、那覇社協近くのカフェーで懇親会を行いました。出来れば年度内に提言書をまとめ、
那覇市文化財課に提出したいと考えています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

うるま市総合福祉センターBFA


回を重ねてきた当BFA事業も委託契約の期間、2月末日が近づいてきました。
工事は遅れて7月まで掛かりそうです。市側から「7月まで延長して欲しい、但し予算は無い」と言われ、現場チェックはしたいし、ボランティア精神でOKしました。
 H19年12月11日に第二回意見聴取会を開催、身体障がい者の方々の意見を再確認しました。
新年となり、懸案であった一般トイレブースに90度スライド扉の採用が決まり、喜んでいます。
当センターの目玉?ともなるでしょう。
 当事業ではセンターのみならず、隣接連動する立体駐車場、敷地全体の駐車・駐輪計画、隣接
する公園計画、近隣道路のエスコートゾーン設定、市全域への健康遊具配置計画、までアドバイス
を拡大しました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
沖縄県BF推進事業in石垣.ホテルM

「県バリアフリー推進バリアフリーアドバイス事業」で初の民間建築のアドバイスが行われました。
これまでは「県立博物館・美術館、県立障害者更生相談所」などでしたが、今回は石垣市の
「ホテルM」のBFAが行われました。
公共性のあるホテルの場合、バリアフリー観光推進にも寄与します。
ホテル業界ではバリアフリーソフト分野は進展していますが、「東横in」問題に象徴されるように、
バリアフリーハード意識・知識が薄く、予算が掛かることでもあり、ハード整備は遅れているのです。
 今回は、建築士会から二名、バリ研から二名(外間・井上)が参加しました。日帰りのハードなスケ
ジュールでしたがチームワーク良くこなせた、と思っています。
オーナー側からすれば、「ホテル増改築の方向性が見えてきた」と感じられたことでしょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
歩道検証

本事業は、車椅子歩行者を中心に、視覚障がい者の為の点字ブロック敷設を検討・検証し、
双方の安全性の確保と移動の円滑化を計るものです。
区間は国道329号線、国場十字路~上間十字路間。
H18年10月24日、工事前の事前検証の結果、問題点が明確となりました。
①車道と歩道の段差が20㎝と大きく、摺り付け勾配がきつい。
②横断歩道と歩道の段差が2㎝あり、車椅子前輪が引っかかる。
③歩道上のグレーチングの目が粗く、車椅子前輪や杖の先が落ち込む。
④下水マンホール蓋で点字ブロックが途切れている。
⑤電柱の位置が悪く歩道を狭めている。

H19年12月5日、竣工チェック検証では、
①車道と歩道の段差が5cmと改善、摺り付け勾配が緩やかになり横転の危険性が改善。
②横断歩道と歩道の段差が1.5㎝となり、車椅子前輪が掛かりにくく改善。
③歩道上のグレーチングの目が細かく改善。
④新工法でマンホール蓋の上にも点字ブロックが敷設。等の改善が顕著に見られ、
 車椅子使用者からは「大変歩きやすくなった!」との評価がなされた。
しかし、⑤の電柱位置の改善は無く、管轄の違う組織の横の連絡協議の必要性が明確となった。
又、隣地土地高との関係で、車道と歩道段差が5cmに出来なかった箇所では、
充分な改善とはならなかった。
事前検証、竣工検証とも、沖縄県脊椎損傷者連合会の牧志氏・山川氏が車椅子使用者として、
NPO法人脳文庫の上運天・吉川さんが介助者として参加協力いただきました。
   
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
編集後記 障がい者?障碍者?障害者?

5~6年になるのでしょうか、「障害者」の「害」のイメージが良くないと、
社会福祉協議会やボランティア団体では「障がい者」あるいは「障碍者」と表現するようになりました。
バリ研では2月21日、琉球新報「論壇」に井上理事長の意見を掲載しました。

 2年間、バリ研事務局員を勤めた山本春日さんが、出産の為退任、大変お疲れ様でした。
2月18日から新垣博子さんが新たに勤務に付きました。
「面白い方」という知り合いのご紹介でしたが、基本は十分に真面目なスタッフですよ。

                                文責 加力

  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 18:40Comments(0)広報紙

2010年01月24日

2008年夏・秋号

活 動 報 告

平成20年
6月24日 建設弘済会 助成認定式
7月 4日 県BFA事業沖縄県警察「運転免許センター」バリ研意見書まとめ提出
  15日 県視覚障害者福祉協会「歩導くん」歩行試験
16日 県福祉部「沖縄県警察運転免許センター」打合せ
24日 県BFA事業「沖縄県警察運転免許センター」関係団体意見聴取会開催
8月 4日 県BFA事業「沖縄県警察運転免許センター」各団体総合意見書提出
21日 「座喜味城跡」観光BFC事業打合せ読谷村社協新垣会長(会員:渡慶次と同行)
30日 タイムス「デンタルドリーム」BFA校正原稿渡し
9月25日 新報論壇「南部戦跡慰霊観光・バリフリー改修を」掲載
29日 「座喜味城跡」観光BFC事業開催参加者12名
10月 7日 「うるま市総合福祉センター・うるみん」落成式典
25日 「那覇市金城福祉まつり」出展(パネル展示・BF相談)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「座喜味城址とその周辺」のバリアフリーチェック

沖縄建設弘済会の助成事業「座喜味城址とその周辺」のバリアフリーチェックを
9月27日(土)に行いました。
この事業では読谷村出身の渡慶次憲路(学生会員)氏の協力を頂いています。
当日は雨の心配も有りましたが、参加者14名、読谷村教育委員会の仲宗根求氏
の解説を頂きながら、真剣な中にも和気藹々と進行しました。帰路、雨となりました。
 元々、バリアーとして構築された「グスク」をバリアフリーとすることには無理が
有りますが、改善提案を纏め、ホームページでも公開予定です。
調査中、歴史考古学ミステリーを発見しました。城壁の武者走りに上がる階段が無
いのです。
今帰仁城址、中城城址、首里城では城壁と石造の階段が一体となっていますが、座喜味
には階段が有りません。
仲宗根氏は「階段の痕跡は無かった、木造だったのか?」との解説でした。
この歴史ミステリーを発信すれば、多くの人の関心を引くようにも思えます。
 外郭から弐の郭への階段は段差90㌢、弐の郭から壱の郭への階段は段差300cm、
木製仮設スロープの設営には無理が有ります。寧ろ「可搬型(介助型)階段昇降機」での
車椅子進入が適切と思えました。
この「可搬型(介助型)階段昇降機」は多くの文化財・世界遺産でバリアフリー化に
貢献できると思われます。中国・北京の国立故宮博物院外部石段でも使用されています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「沖縄県警察運転免許センター」バリアフリーアドバイス

 昨年12月、那覇市西町にある「運転免許更新所が豊見城市豊崎に移転!」
との新聞報道を見て、移転新築される施設に対するバリアフリー化・ユニバーサルデザイン化
に関する要望提案書を、沖縄脊椎損傷連合会・沖縄県聴覚障害者協会・NPO法人沖縄バリアフ
リー研究会との共同提案の形で「沖縄県警察本部・交通安全協会」に提出しました。
幸い提案に沿って「県BFA事業」で取り上げる運びとなり、7月24日、当事者に関係6団体
・建築士会・バリ研を加え意見公聴会が開催されました。
席上、活発な意見要望が提案されましたが、バリ研ではこれらの意見を纏め、県福祉部・土木建
築部を経由、沖縄県警察本部運転免許課あて提出しました。
 道路交通法の改定によりH20年6月1日より失聴者の運転免許取得が条件付で許可となったため、
聴覚障碍者対応バリアフリー化が車椅子使用者対応と共に、重点となりました。
聴覚障碍は障碍レベル・障碍者個々の能力により必要な対応が異なる為、バリアフリー化も簡単
では有りません。基本的にハード対応とソフト対応の有機的連動性・相互補完性が成否を決めこ
とになりそうです。
 今回の「意見要望」が採用されれば、豊崎の施設は全国でも初の本格的な聴覚障碍者対応の
「運転免許センター」となります。全国レベルでも参考にされる模範的な「運転免許センター」
になることを期待しています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「那覇市金城福祉まつり」出展

 10月25日(土)、那覇市社会福祉協議会の「福祉まつり」に出展しました。
パネル9枚と広報・カタログ等を展示、バリアフリー相談受付コーナーを設けました。
残念ながら「お子さま」主体で、バリ研コーナーは不調でした。
薬剤師会コーナーの「血圧計測・血管年齢計測・相談コーナー」が人気をよんでいました。
新たな「子供バリアフリー教室」等、人寄せ企画が必要!反省!
 バリ研会員の自慢の改造事例をA全版に展示パネル化し大規模展示に備えたいと考えています。
会員企業の宣伝にもなりそうです。そのための助成金確保を目指します。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
うるま市総合福祉センター・うるみん

 建設委員会で一年、バリアフリーアドバイス事業で一年と4ヶ月、バリ研が関わって来た
「うるま市総合福祉センター・うるみん」が10月7日(火)、竣工・落成オープンしました。
アドバイスした手前もありますが、バリアフリー度では県内でもトップクラスの施設と考えています。
各障碍者対応は当然ですが、一般トイレブース扉の横スライド式扉が好評のようです。
担当設計事務所のセンスの良さも冴え、安全・安心の心地の良い空間が実現しました。
付属する立体駐車場は現在工事中ですが、駐車場完成の時点で「見学会」開催をうるま市に
要請したいと考えています。
障碍者用駐車場が2階部分に設営されているのも一見の価値があります。
 一階には介護予防のための「温水プール」が設けられています。建設委員会の時点から問題提起
していることではありますが、今後の問題点としては、
①ランニングコストの継続的な予算確保(特に燃料費の不安定化問題)、
②合併による広域区域のため、遠隔地在住高齢者の利用促進システム構築、等があります。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

編集後記 事務局員が変わりました

 今年2月から事務局に勤めていた新垣博子さんが体調を崩し、通勤が難しい状態となり、
外間理事さんの紹介でこの程、宇榮原枝美さんとなりました。糸満在、2児の母。
新垣 コメント:お世話様、有難う御座いました。
  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 18:30Comments(0)広報紙

2010年01月24日

2008年春号

活動報告

活 動 報 告

3月4日 (有)ヒフミ製品に対するバリアフリーアドバイス

  6日  世界遺産「玉陵」現地採寸

  8日  那覇社協 ボランティア交流会

      「いちゃりばサロン」バリ研活動紹介

 11日  うるま市総合福祉センターBFA

 11日  国土施策創発会議(於:てぃるる)

 17日 「具志川看護学校」竣工見学会

 18日  那覇社協 評議委員会

4月5日  バリ研平成19年度第4回理事会 

  8日 うるま市総合福祉センターBFA

 19日  平成20年度バリ研総会

 30日  うるま市総合福祉センターBFA

5月22日 糸満「魂魄の塔」トイレBF調査

6月10日 大成エンジニア「歩導くん」打合せ

  21日 バリ研平成20年度第1回理事会

平成20年度総会報告


 4月19日に平成20年度通常総会が開催されました。

参加者は、役員・正会員併せて8名、委任状8名と学生会員の渡慶次さんが
オブザーバー参加されました。議長は幸地進さんが努めました。
前年度の収支報告や活動報告、20年度の事業報告、収支予算案について審議・可決されました。

≪今年度の事業計画案≫

1沖縄県バリアフリー推進事業

2うるま市総合福祉センター新築工事BFA事業

3福祉住環境コーディネーター2・3級講習会開催

4県内各自治会とのバリアフリー講演会と住宅改修事業

5バリ研ワークショップの開催

6世界遺産「座喜味城跡」バリアフリー検証事業

7うるま市総合福祉センター竣工見学会

8介護予防遊具(太極拳遊具)の普及活動

9バリアフリー・フィッシングパーク設置推進活動

10ユニバーサル商品推奨事業

以上の計画と収支予算案が決まりました。

≪事業プロジェクトチームから委員会へ≫

事業推進委員会、広報委員会、FJCセミナー委員会への変更や、他のNPO団体、
障害者団体との連携強化について可決されました。

≪顧問制度新設≫

会員ではないが、有識者としてバリ研にアドバイスを頂く。会費はなし。
運用規定は理事会に審議をゆだねる事となった。

(本人承諾)団設計工房所長    永山盛孝氏

(候補)琉大法文学部教授     高峰 豊氏

(候補)脳卒中等リハビリ推進協議会

            専務理事 大城貴代子氏

上記3名の方を想定しています。

終了後には懇親会があり、久しぶりに会った会員 同士、特に釣り好きの方が多く、
バリアフリー・フィッシングパーク設置の件で話が弾んでいました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
優勝おめでとう!

第22回日本車椅子ツインバスケットボール選手権大会 in OKINAWA 開催!

去る2008年6月7・8日の両日、沖縄で初開催となる日本車椅子ツインバスケットボール大会

が開催され、沖縄フェニックスが優勝しました。バリ研理事でもあり、今大会の実行委員長で

した仲根建作さんおめでとうございます!そして、お疲れ様でした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2月27日に国営沖縄記念公園事務所宛て、パブリック・インボルブメントとして意見書を提出しました。

 1.海洋博公園へのニーズとバリアフリー対応度 

 2.法令・条令との適合性・コンプライアンス

 3.ユニバーサルデザインの展開

 4.視覚障害者用コース設定 

 5.聴覚障害者用コース設定 

 6.高齢者・障害対応バリアフリーソフト能力開発 

 7.「観る」から「触れ合う・嗅ぐ・交流・参加・ 体験学習」へ   

 8.「バリアフリーフィッシングパーク」構想 

 以上8つの意見・提案に対して返答があり、約75%の意見が採用又は検討、との事。

 4番の視覚障害者用の点字ブロックについては慎重に検討したいとのこと。時間が掛かりそうです。

 8番の「バリアフリーフィッシングパーク」構想については、『本基本計画では、
 この環境を将来にわたって保全しつつ海を理解することができる環境教育プログラムなどを
 展開していくこととしていますので、ご理解ください。』との回答で、現状、実現は難しいようです。

角度を変えた、再提案を試みます。 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

沖縄建設弘済会の「第4回NPO等活動支援公募」に応募したところ、40万円の支援が決定しました。

内容は「読谷村座喜味地域バリアフリーサポート事 業」

①世界遺産「座喜味城跡」観光バリアフリーェック
②座喜味地域に於ける「バリアフリー講習会」
③座喜味地域に於ける「在宅高齢者・障害者のための住宅改修支援」事業です。

これらにより、都市部と離島僻地の中間地域の生活習慣データ採取、観光バリア
フリー推進と地域経済の活性化への貢献、地域住民のバリアフリー意識・知識啓発・普及、
主体的な地域介護の盛り上がりを期待しています。 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

新聞記事「トイレを洋式に」

5月18日の琉球新報に、糸満市「魂魄の塔」近くにあるトイレは「男性用が和式1ヶ所のみ、
女性用が和式洋式それぞれ1ヶ所、ドアも内開きで、上部に四角に 開いた穴からは雨が入り、
床がぬれて危ない状況。」
以前、和式トイレで、転倒した男性を処置した長嶺医師は「洋式に改善すべき、」との指摘。
バリ研もコメントを求められ、「福祉・観光バリアフリーの面からも、改善すべし」と意見。
県福祉援護課は「緊急性はなく、改善や改修の計画はない。」とのコメント。 
観光バリアフリーを推進している県としては、残念ながら、不十分な対応だと言わざるを得ません。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ~ 理事会報告 ~


6月21日(土)13:30より、平成20年度第1回理事会が開催されました。

役員は、2年任期の為、井上、仲根、外間、加力で 変わりはありません。

 ≪理事会議題≫

1. 顧問制度について

顧問という名称は使わず、理事会の私的諮問役の意味で、名称をアドバイザーとし、
  事務局にて内部規定を作る。

2. 沖縄建設弘済会の助成金決定

「読谷地域バリアフリーサポート事業」について井上が中心となり、地域で活動している人達
 と連携を取ながら事業を進めていく。

3. 沖縄県築士会「地域貢献活動助成金」の応募内容について

バリ研会員の意見も聞きながら井上を中心に案を練っていく。

4. バリ研会員の情報交換会について

外間を中心として勉強会や県外との交流、助成金、懇親会を企画していく。

5. ユニバーサル商品推奨事業について

仲根を中心に、ジャスコと組んでユニバーサルな商品の、取り扱い事業の展開を考えていく。

  皆様のご協力を宜しくお願いいたします。

  


Posted by 沖縄バリアフリー研究会 at 18:19Comments(0)広報紙